【前半】中丸三千繪Passione2021 4.25 シークレットリサイタル レポート
2021年を一人でも多くの方に中丸三千繪の音楽を感じてもらう熱き集大成と位置付けた
『MICHIÈ NAKAMARU Passione 2021』始動後
初めてのリサイタルを、4月25日松濤シークレットホールにて開催いたしました!
今回のリサイタルでは
クラシック業界の繁栄を願い立ち上げた新プロジェクト『MICHIÈ NAKAMARU Famiglia』初のお披露目です!
今回は、クロアチア音楽の第一人者であり、
兼ねてより中丸とともに演奏をしているピアニストの安達朋博さん
以前は「高嶋ちさ子12人のヴァイオリニスト」のメンバーとしてご活躍され
現在はソロとして活動されているヴァイオリニストの松本蘭さん
海外でも精力的に演奏活動をされているピアニストのnishev (ニシエフ)さん
三名の演奏者の方にご出演していただきました。
リハーサルの様子をご紹介いたします。
お越しいただく皆様に楽しんでいただけるよう、入念にリハーサルを行います。
心温まる贈り物もございました。
デヴィ スカルノ様よりお祝いのお花をいただき、会場が一気に華やかとなりました!
14:30 会場
万全な感染症対策の中、ご来場された会員の皆様には
シャンパンやオレンジジュースをご用意してお迎えいたしました。
16:30 開演
繊細で麗しいドレスを身にまとい、中丸三千繪が登場。大きな拍手が起こります。
プログラムはフランケッティ「5月に」から始まりました。
つぼみが花開く最も美しい5月に芽生えた恋が歌われているように、温かくもダイナミックな歌声で皆様の心を魅了します。
二曲目はシューベルト「アヴェ・マリア」。中丸三千繪と松本さんとのコラボレーションです。
繊細で伸びやかなバイオリンの音色と、その音色に寄り添うような安達さんのピアノ伴奏と共に
中丸が祈りを切々と歌い、会場全体を穏やかに包み込みます。
続いて、プッチーニ「トゥーランドット」より “誰も寝てはならぬ”。
この曲はフィギュア・スケートでも使用される人気の高いアリアで、トリノ五輪では荒川静香選手が使用しました。
ここでは松本さんが、真実の愛見つけた冷酷な姫・トゥーランドットの人間としての感情の移り変わりを
表情豊かなバイオリンの音色で表現します。
第一部のステージを締めくくったのは、プッチーニ「ジャンニ スキッキ」より “私のお父さん”。
父親に背いてでも恋を成就させ想いを遂げたいという娘の強さと情熱を、
中丸三千繪が高音域ながらも透明感を持って描き出します。
そしてピアノの滑らかで美しいメロディーは歌声をより一層引き立たせ、会場を心揺さぶる響きで満たしました。
第二部では、中丸三千繪がnishev(ニシエフ)さんのピアノ伴奏で「アヴェ・マリア」を再び披露し、
その後も名曲を歌い続けます。
最後はラフマニノフ「春の洪水」を披露。
山の雪解けによって春の訪れ感じ、その喜びが洪水のように溢れかえるようなエネルギッシュで迫力のある中丸の歌声は
フィナーレに相応しく、まさに圧巻。観客の皆様それぞれの感性へ語りかけます。
心を打たれる歌と演奏を披露し、感動の拍手が鳴り響く中
第二部は終幕いたしました。
アンコールやリサイタル後の様子は、レポート後半にてお届けいたします。