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朝岡聡のおしゃべり・クラシック 中丸三千繪 ソプラノ・リサイタル

晴天に恵まれました2/21(金)「みなとみらいホール」にて『朝岡聡のおしゃべり・クラシック 中丸三千繪 ソプラノ・リサイタル』が開催されました!

 

 

今回は本番直前の中丸の様子もご紹介させて頂きます。

楽屋にはピアノも準備されております。

本番直前まで喉を温めるための発声練習中。

 

繊細に施されたレースが美しい白いドレスを身にまとい、歌唱致しました。

 


14:00開演

「アヴェ・マリア」を天上から降り注ぐような美しい歌声で響かせ、リサイタルの幕が開けました。

続いてヘンデル「私を泣かせてください」。

歌劇「リナルド」で最も成功を治めている珠玉の作品をヒロインの悲しみに寄り添い、抒情豊かに表現しました。

 

前半のステージを締めくくったのは、プッチーニ「私のお父さん」。

歌劇「ジャンニ・スキッキ」の中で歌われる歌で、父親に背いてでも恋を成就させたい娘の熱い想いが色彩豊かに描き出され、観客の皆さまを深い感動で包み込みました。

 

前半が終了し、舞台裏へと戻ります。

柔らかく揺れる、淡い水色のドレスへ着替えて出番を待ちます。

 

後半は石川啄木の短歌を歌曲にした越谷達之介「初恋」から幕を開けました。

石川啄木の人間像や内面が浮かび上がってくる構成を重厚で繊細なニュアンスに満ちた歌声で歌い上げました。

 

中盤ではオペラ愛に溢れた朝岡さんの洒脱なトークで、中丸の更なる魅力を存分に引き出して頂きました。

 

その後も名曲を歌い続け、最後はラフマニノフ「春の洪水」。

ロシアの長く厳しい冬が終わり、春を迎え、雪解けの水が洪水のように溢れかえる様を力強くエネルギッシュに表現した歌はまさに絶品。

圧倒的なフィナーレで締めくくり、鳴りやまない拍手が響き渡る中、2時間に及ぶリサイタルは幕を閉じました。

 


 

終演後は、お越しくださった皆さまとの記念撮影が行われました。

 

元文部科学省 下村大臣とかねてより中丸を応援してくださっている株式会社テルモの和地会長も駆けつけてくださいました。

 

ご来場くださった皆さま、当日は誠にありがとうございました。

また次回、皆さまとお会いできることを中丸共々大変楽しみにしております。